入試数学は考えるより数が大事
どんなに数学ができても、入試では、考えて解く時間がありません。
国公立二次試験の記述問題でも、結局、考えて解く時間はなく、
前もって類似問題を解いていないと、間に合わないが結論です。
今、数学の高得点を取っている人も、
結局は、一度は類似問題を解いているからが、ほとんどです。
数学は、まったく見たことのない表現の問題は、基本、ほとんどの人は解けません。
そして、わずかな数学が超得意な人も、ゼロから考えて解く時間はなく、
「考えて解く数学」は、いくら努力しても、点数は取れないということです。
ならば、最初からわりきって、少し考えても解けない問題は、
さっさと解答を見て、パターン化してしまえば、
つがわ式の場合、わずか1日1時間の学習でも、1年で2,000問以上もパターン化でき、
ほとんどの入試問題で合格点がとれるレベルは、一度はやったことがある問題が出題され、
結果、高得点がとれています。
また、ほとんどの人は、大学入試レベルの数学は、日常では使う機会はなかなかありません。
人生で学ぶことは、大変多いです。
ですが、入試に数学がある以上、数学をやらざるをえません。
ならば、入試数学の学習、内申点を上げる数学は、割り切って、
1題でも、多くの問題をパターン化しましょう。
数学はぐんぐん上がります。
1年で、0点から満点へとれたTH君のように。
数学が好きで、考えるのが好きな人は、まずは、希望大学に入ってから、
好きな数学、考える数学を思い切りしてもらえるとよいと思います。
本来、入試は、実力を見る試験でなく、落とすための試験ということ、わかっていないと、
せっかくの努力は、水のあわになってしまいます。
考えて解いていった結果の数学2Bの平均が52点では、希望校全滅でしょう。
ただ、パターン化の作業は、丸暗記の作業とはまったく違いますよ。
きっちり、なぜ、その解答になるのか、理解は絶対に必要です。
それがゆえ、解答に省略がないか、ほとんどない参考書が必要なわけです。
つづく