合格するためのセンター試験数学対策とは
皆さん、こんにちは
「合格するためのセンター試験数学対策」についてお話したいと思います。
メールや電話で相談を受けますと、
「センター数学の対策というのは、
センターの過去問を全部解いていけばいいですか？」という質問が多くあります。
センター数学の過去問と解くというのは、解かないよりは、いいです。
ですが、解いたからといって、同じ問題が出るわけではありません。
ですから、解いて、できる気になっても、
実際、本番になると、思うように解けないでしょう。
「センター試験数学とは、なんなのか？」
こういう分析から大事になります。
センター数学の特徴は、解き方そのものが、4種類くらいあります。
一番短いのは5分。長いもので20分以上と
１つの問題にたいして、それくらい、時間が違います。
センターというのは、穴埋めで誘導されます。
ですから、誘導に基づいて考えればいいのですが、
その考え方で解くにも、4種類くらいあります。
さらに、誘導されたものと関係なしでの解き方になると、さらに多くあります。
また誘導というのは、１つのヒントになっています。
同時に罠にもなっています。
例えば、最初の１番が易しく見えて、2番は極端に難しくなる。
そうすると、誘導されたものが、全然出てこないという形になり
そこで終わりです。
その場合に大事なことは、
観た瞬間に1番も2番も流れ（解き方）が読める方はそのまますればいいのですが、
1番しか読めないと思ったら、今度は別の考え方で出してみる。
つまり、「誘導された解き方」以外で一旦解いてしまう。
「これは、こういう解き方があったな」と言う形です。
解いた解答を逆算して穴埋めしていくという練習です。
これはしておいた方がいいですよ。
誘導のものだけで考えていると、時間が無く、
全く解けないという事にもなります。
センター数学の最大の特徴は、式はすぐ作らせます。
ですが、「計算」を複雑に作ります。
数字以外にも文字も入ってきたりと、
どうしても計算を複雑に作ってきます。
ですから、「なんとか解っているんだけど、計算上で時間がかかって
やはり時間が足りない」という事が非常に多いケースです。
以前、センターで60点しか取れなかった人に、
本試験の時間に40分加えて解かせた所、
8割以上出来たというケースもあります。
つまり、「解るけど、時間がない」と。
これが、典型的なセンターの作り方です。
この様に、センターの解き方について、調べてない
「解ければいい」という発想をされている方が見られます。
これは学校や塾でも聞かれます。
ですから、時間を無視して、時間のかかる解き方を
教えられてしまうと、時間切れになる事もあります。
言いましたが、5分で解ける解き方、
20分以上かかる解き方があるのが、センターです。
どっちが出来るかで、結果が違います。
つがわ式のセンター対策
普通なら、センターの過去問は、1冊持てばいいですよね？
ところが、駿台、旺文社、他に勧めているものがありますが
これは全部、解き方が違います。
ですから、3種類それぞれの解き方を見て進める方がいいんです。
一通りの解き方を知る。これが大事です。
1冊しかなく、１パターンの解き方だけでは、
時間内に間に合わない解き方かもしれません。
また学校、塾で習った解き方だけでは間に合わない。
そんな事もあります。
センター数学というのは、そういう対策をしっかりとり、
２００点満点取った方は、２万人以上いると言われる世界です。
しかし平均点は６割です。
対策を取れている人と、取れてない人で、大きく差が出てきます。
という事がセンター数学の特徴です。
また計算も気をつけて下さい。
例えば、大問１の小問１，２，３とあり、
小問１a=5とあった場合、これを小問２でaに代入したら、
途端に２０分以上かかってしまうと。
代入せずに文字式で解けば、５分で解けたと、こういう罠を作ります。
センターは選ばれた約３０人掛かりで１年分しか作りません。
センター数学は特殊なものと考えた方がいいです。
ですから、しっかり研究して対策出来た人が取れます。
模試の結果がいいとか、学校の成績がいいから
「じゃあセンターで時間内に出来るか」
それは話しが違います。
そこに気をつけて、対策を取らないと、やった事にはなりません。
センターの過去問を時間内に満点取れるか、それが大事です。
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