数学の学習法で、つがわ式で、よく誤解されること
前回、古文のつがわ式高速学習法をお教えしました。
そして、センター試験で、英・数・国の平均97%を出した生徒は、
その古文がわずか10回で、10点台から92点までとれたのが、
勉強に火がつく結果になりましたというお話をしました。
そのTH君が、本格的に受験勉強を始めた時に、ネックになったのは、数学でした。
中学の時に不登校だったため、高校の数学に基礎にもなる中学数学は、
1からわかりませんということでした。
そのため、中1の数学の参考書から始めることになりました。
そのTH君、1年後のセンター試験では、センター数1A、92点、数2Bで100点をとりました。
当然、そのTH君が、今回のような、とんでもない高得点を数学で出すなんて、
まったく思いもしませんでした。
その点は、こちらも反省しています。
中学レベルの数学ができない状態からでも、当つがわ式の数学解法パターン記憶法で学習すれば、
1年あれば、学校でトップの生徒の数学の点も越せるようになるんだと、
自信をもって言えるようにしたいと思います。
当つがわ式は基本、超効率のよい記憶の仕方を指導しています。
すると、よく誤解されるのが、つがわ式は、暗記物にはいいんでしょうが、
数学のように、理解するものはダメでしょうというものです。
しかし、どうでしょう。
中学1年レベルの数学から、わずか1年間で、センター数2Bにいたっては、満点ですから、
全国の50万人のセンター受験生のトップクラスになれたという事実は、
当つがわ式数学パターン記憶法が、どれだけ数学の弱い人にとって、
すごい効果を出せたかということを証明したと思います。
小・中・高、塾に通ってた生徒に、一度も通ったことがない生徒が、
センター入試で勝てたということですから。
また、よくある、塾に行くお金がないから、成績がとれないんだと言っていた人たちも、
結局、そうじゃないんですということを証明したいと思います。
数学ができないのも、単に数学の効率よい学習法を知らなかっただけということです。
でも、つがわ式は、パターン記憶法だから、解き方を暗記しているだけではないんですかという人、います。
正直、その点では、当つがわ式も、言葉足らずになっていると思います。
つがわ式数学パターン記憶法は、実は、いきなりパターンを覚える方法ではなく、
一度、きちんと理解して、その上で、解き方をパターン化して、覚えてもらっています。
丸暗記ではなく、どちらかといえば、高速理解法です。
でも、考えないでは、応用力がつかないんではという人、います。
これは、もともと、数学の学習そのものに、
「一から考えて解け」という大きな誤解が、今でもあるからだと思います。